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Showing posts from June, 2013

詩じゃない。詩が何かもわからないけど。

綺麗なことばっかり言おうとすると 何も言えなくなってしまうと気付いた。

綺麗なことばかり言うひとを つまらないなどとは思わない。

毒気のあることばかり言うひとを お洒落だとも思わない。
素直なひとを 羨ましいと思う。

私は、私が思うより もっと言いたいことが沢山ある。
だけど 綺麗なことばかり言おうとするから 何も言えなくなってしまう。
言いたいことが 全部綺麗なものなわけなくて 全部綺麗じゃないものなわけもなくて
引き出しをひとつずつ開けていけば ぐちゃぐちゃの棚もあるのに
見栄っ張りだから 片付けてから見せたくなってしまう。
たとえば
理屈っぽいわたしと 見栄っ張りなわたしが
素直なわたしと
喧嘩しあって
“寂しがり屋なわたし”なんて言葉 使うことすら許してくれない。

“さみしがりや”なんて こんなにださくて格好悪い言葉はないと 思っているから。


そうして 言い換える言葉も見つけられなくて 黙ってしまう。

沈黙で何かを語れるほどの人間ではないのに。

いまだってこの続きに 何か綺麗なまとめをつけたくなってる。

でもそれは 私が思ってる言葉じゃない。

だから黙る。
もう黙る。

見つからないなら黙った方がいい。












一瞬だけ

突然すべてがいとおしくなる瞬間がある
曇り空、止まる電車、手首からいつもの香水の香り。

すぐ消えてしまう奇跡だからこうして書き留めておく

ここに何度も戻ってこれるように
まだかえりたくないよと
少女が駄々をこねる頃

薄い牛乳の膜を
何層にも重ねた海に
桃色のヴェールがかかる

やがて 真ん中に確かな黄金色

崩れた黄身のふちから
溶けだす鮮やかな熱

そうして

 橙色の世界

カレーの匂いをのせて
日焼けした世界を冷やす風

ああ かえりたいなと
ビルの窓の外を眺めれば

海の向こうから
薄紫のまどろみ

すべての色は食べられる

光の輪がぽっかり浮かんで

ぽつりぽつり
光の粒が
 辿り着く頃

かえりたくないよと
少女が駄々をこねる

海水に飲み込まれた日 産声をあげたんだよ

一年前の私と比べたら、今の私は大躍進。

学校、
ちゃんと(それなりに)行ってる。

ごはん、
誰かと美味しく食べられる。

同い年の子、
“こわい!”って思うまえに
“まず好きになろう”って思えるようになった。

言葉、
恥ずかしい文章を振り切って書けるようになった。
(読み返してちょくちょく羞恥心に悶絶するけど)




悩み苦しむことに慣れていなかったので(たいてい逃げるから)
あのときは早く元に戻りたくて
必死に前に向かってほふく前進してるつもりだったけど
実は全力で後ろに向かってでんぐり返りしてたんだと思う。


でもね、でんぐり返ししてたら
“なりたい自分”と“いまの自分”の溝、少しだけ埋まった。