Friday, January 30, 2015

名前の話。




わたしの名前は柚佳と書いてゆかと読むのだけど、
本当は生まれたとき、両親は柚子と書いて、ゆうこと読ませたかったそう。

柚子でゆうこ、聞いた途端気に入った。
「明日からゆうことして生きなさい」と言われても、なんら不自然ではない気すらした。

裕子でも夕子でも優子でもなく、柚子でゆうこ。

「なんで柚佳に変えちゃったの?」と母に聞いてみた。

「どうしたって、ゆずって読まれちゃって不便かなあって。」

それも込みで好きになれそうな名前なのに、と少し残念に思った。

姉は梢子と書いて、しょうこと読む。

梢子 しょうこ
柚子 ゆうこ

とても古風で、好きだけどなあ。

もしも柚子として育っていたら、なんだかもっと美人になれそう。


だけど私は柚子と書いてゆうこと読む、そのしとやかな名前ではなく
柚佳と書いてゆか、だ。

柚佳というのはどうも見た目にカクカクし過ぎる気がするし
そのカクカクした感じが、私の理屈っぽくてお喋りな性格を表してるみたい。

ゆかという響きは
ゆうこという響きに比べてなんだかぱきっとしている。

この名前だからそうなのか、
そうだと思われたからこの名前なのか、

どちらにしても、今の私とこの名前はきっと合ってる。

でも聞けてよかった。
付かなかった名前だけど、こんな素敵な名前、嬉しい。

そんな名前をつけようとした両親の感性も、嬉しい。