Sunday, December 20, 2015

supernova



今になってようやく涙が出てきた。

夕方、祖母がなくなった。
私にとっては「おばあちゃま」で、母と叔母にとっては「お母様」。



私たち家族四人と叔母と祖母、六人でチームのように過ごしてきた。
父方の祖父母は私が小学生の頃に亡くなって
12年前に母方の祖父も亡くなった。叔母は結婚をしなくて、私たちには従兄弟がいない。
おばあちゃまはたった一人のかけがのない存在だった。




祖母は、母と叔母に看取られて静かに息を引き取ったそうだ。

亡くなる直前に、母が「ゆかが卒論出し終わったって」と祖母に伝えると、祖母は「よかった」と頷いたという。

祖母はいつも「ゆかちゃんが心配」と口癖のように言っていた。

姉がアメリカの大学に進学したときはニコニコと送り出したのに
私が一年の留学に行くときは涙を流して「ゆかちゃんは心配よ」と言っていた。





出かける約束は断った。
“大丈夫だから心配しないでね”と言っているのに
みんな私を元気づけようとして、
クリスマスツリーの写真を送ってきたり
赤ちゃんと一緒に歌う動画を撮っておくってきたり
本当にへんてこな方法で、励ましてくれた。



明日会うはずだった人からは、こ「大好きな祖父が亡くなったときよくこの曲を聴いてた」と送られてきた。私も、大好きな曲だった。


いつかまたおばあちゃまに会えるのだろうか。
それまで見ていてくれるのだろうか。

「ゆかは大丈夫だから、もうゆっくり休んでね。
いつかはみんなそこに行くから、おじいちゃまと待っていてね。」

ちゃんとそう伝えてお別れしよう。











supernova / BUMP OF CHICKEN


熱が出たりすると 気付くんだ 僕には体があるって事
鼻が詰まったりすると 解るんだ 今まで呼吸をしていた事

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の大事さは 居なくなってから知るんだ

延べられた手を拒んだ その時に 大きな地震が起こるかもしれない
延べられた手を守った その時に 守りたかったのは自分かもしれない

君の存在だって もうずっと抱きしめてきたけど
本当に恐いから 離れられないだけなんだ


人と話したりすると 気付くんだ 伝えたい言葉が無いって事
適当に合わせたりすると 解るんだ 伝えたい気持ちだらけって事

君の存在だって こうして伝え続けるけど
本当のありがとうは ありがとうじゃ足りないんだ

僕らの時計の中 ひとつだけでもいいから
本当を掴みたくて 本当を届けたくて

歳を数えてみると 気付くんだ 些細でも歴史を持っていた事
それとほぼ同時に 解るんだ それにも終わりが来るって事

君の存在だって いつでも思い出せるけど
本当に欲しいのは 思い出じゃない今なんだ

君を忘れた後で 思い出すんだ 君との歴史を持っていた事
君を失くした後で 見つけ出すんだ 君との出会いがあった事

誰の存在だって 世界では取るに足らないけど
誰かの世界は それがあって 造られる

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の存在は 居なくなっても ここに居る

僕らの時計は 止まらないで 動くんだ


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