Thursday, February 11, 2016

君の街まで



駅の階段でさようならをした


階段を降りていくあなたに
小さく手を振ってみた

結局最後まで
眼鏡が似合ってることを
伝えられないまま 手を振った


あなたは笑顔だったけど
くるりと私に背を向けたその瞬間
どんな顔をしていたんだろう

泣きそうな顔してた気がする
見えなかったけど



あなたがいつか

特別な誰かに見せる顔を
私が知ることは出来ないし

私がいつか
特別な誰かに見せる顔を
あなたは知ることが出来ない


だから

あなたが私に見せていた顔は
これからも私しか知らないし


私があなたに見せていた顔は
これからもあなたしか知らない


少し感傷的過ぎるかな
ドラマチックが過ぎるかな

でも誰が何を言ったとしても
2人の間にあったものは
私たちしか知らないから






そちらの街と
こちらの街

電車がそれぞれを
それぞれの場所に運んでいくとき


帰る方と
帰られる方は

どっちがどっちで
どっちの方が寂しいんだろう




優しくて強い人になりたい

真似っこじゃないよ
本当にそう思ってた



優しくて強い人になってね


ほんとのはじめを思い出せば
あなたを見つけたのは
私の方が早かったんだよ


その日に見たもの食べたもの
何も覚えてないけど

あなたが着てたものとか
喋ったこととか
そういうの全部覚えてる


だってすごく
他の誰とも似てなくて
目が離せなかったから


あなたは
自分の魅力を知らないだけだ



さようならだけが
あなたの全部じゃないんだよ


さよならだけが人生だなんて
誰かが歌っているけど


最後に覚えているのが
さよならってだけでしょう


ほんとのほんとに
自分が分からなくなったときは
いつだってSOSとばしてね


天才バンドの曲みたいに
思ってほしいなんて
あなたには思わない


誠実の意味を教えてもらったから



私ハチクロのはぐちゃんみたいな女の子にはなれないけど

今はぐちゃんと同じこと思ってる

 





No comments:

Post a Comment