Skip to main content

Posts

Showing posts from May, 2017

ひとりより怖いもの

ひとりぼっちは全然こわくない。
それよりこわいのは 深く深く繋がっているようで 何も分かち合えない関係
その訳の分からない関係がこわい
一方的に誰かの中で 私という存在が大きくなって 想いという、何か薄暗く湿っぽいドロドロしたものに足元を固められて動けなくなるのがこわい
どうしてだろう 「愛はこれだけあります」と 差し出されたところで 「でも私は要りません」と思う
それでボロボロに傷付く人を見るのが嫌だ、涙で濡れた眼差しが「全部お前のせいだ」と訴えてくる
なんでお前はそうなんだ、と

だって他人同士だから。ひとつになることなんて出来ないのに。




鶴見線

今日初めて鶴見線に乗った。
鶴見線は、街と工業地帯を繋ぐ乗り物だった。
送り届ける人のいない日中は本数もほとんどなくて車両もガラガラだった。
ぐんぐんと工業地帯へ入っていく電車はさながらアトラクションのようで、
見渡す限り工場ばかりのそのエリアはまるで巨大なテーマパークのようだった。

帰り道、工場だらけの街を歩いて駅へ向かった。
車で通勤する人が多いのか、ほとんど人は歩いてなかった。
ネオンも家の灯りもない道は足元が暗かったけど
見上げると月がまんまるで、煌々と発光してとても綺麗だった。
川面は月に照らされて、白い光が溶けているように見えた。