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14番目の月


「あなたの気持ちが読み切れないもどかしさ
だからときめくの
愛の告白をしたら最後 そのとたん終わりが見える
言わぬが花 その先は言わないで
次の夜から欠ける満月より14番目の月がいちばん好き」
14番目の月/スピッツ

青春ごっこみたいな14番目の月の夜
先のことを何も考えずにいられるぎりぎりの私
十五夜は雨だから14番目の月を見ておきたかった
厚くて速い雲間から覗く月は明るくて
こんな日々がいつまで続くんだろうと思った

「ほら月明かりが
長い夜に寝付けない二人の額を撫でて
まるで僕らはエイリアンズ
禁断の実頬張っては月の裏を夢見て
笑っておくれダーリン素晴らしい夜に
僕の短所をジョークにしても眉をひそめな
いで」

エイリアンズ/キリンジ


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野暮

つらつら書いた長文をそっと消した。変に綺麗な言葉でドラマティックにまとめるのは、今の私には野暮なことに思えてしまう。iphoneのメモ帳に並ぶ言葉はまるで小説の一ページみたいで、私の言葉じゃない気がして「なんか違う」と急に嫌になった。

ずっと聴いてた歌の意味は、分かったふりをして分かってなかったんだなって思う
聞き飽きるほど毎日聴いてたのに、一フレーズ目から違う風に聞こえた。
あの頃私がこの歌に心打たれたのは、こんな歌を歌う人が世界にいるなら、もう少しだけ未来を信じてみようと思ったから。出口のない日々の中で、いっそのこと、と思ったときも、この歌を聴くと、こんな風にいつか私も誰かを思う事が出来るのかもしれないから、もう少しだけ生きて大人になろうと思った。
そういうことを、最近よく思い出すのはなんでだろう。